ポイントを流してしまわないためのバケーションクラブ・ポイント消化計画
- 2019.02.05
- MVCを使いこなす基本
- ハワイ, マリオット, バケーションクラブ, プーケット, ディスティネーションポイント
マリオット・バケーションクラブ・ポイントは、毎年契約数を付与され、足りない分を翌年度分から前借りしたり、使いきれない分を来年に繰り越したりできるかわりに、期限を超えると無効なポイントとして流れてしまいます。
そうならないために、年の初めには、その年に消化しなければならないポイントの現状把握と消化計画をしっかり立てておく必要があります。
翌年に繰り越すにしても有効期限の6か月前までですので、注意しましょう。
2018年初頭の所有ポイント
私の場合を例にみてみましょう。
昨年9月のコオリナを利用した後の残りは以下のとおりで、最高で8350ポイントを保有していることとなります。
A 入会時のポーナスポイント 2500ポイント
B 昨年(2018)から今年(2019)に繰り越したポイント 850ポイント
C 今年(2019)に付与されたポイント 2500ポイント
D 来年(2020)から前借できるポイント 2500ポイント
このうち、2019年に有効期限がくるポイントがAの入会時のポーナスポイント(有効期限:12/31/2019)の2500ポイントとBの昨年から今年に繰り越したポイント(有効期限:12/21/2019)の850ポイントの計3350ポイントを今年中に消化することが必須となり、これらは翌年に繰り越すこともできません。
ということで、まずは3月のタイ・プーケットへのゴルフ旅行でマリオット・プーケット・ビーチクラブに2泊で740ポイント(370ポイント×2)を消化して、残り2610ポイント。
ですが、2610ポイントって、実際にはそう簡単に消化できる数字じゃないんです。
必要ポイント数と必要宿泊数の関係
リタイアして時間がたっぷりある人はよいのですが、そううそう休みをとっていられない現役世代にとって、2500ポイントを1年間に消化することは意外と難しいのです。
現状、バケーションクラブポイントを他のポイントに交換することなく使って行けるリゾートは、比較的近いところでアジア・パシフィック地区のハワイ、オーストラリアのゴールドコースト、インドネシアのバリ島にタイのバンコク、プーケット。
9月宿泊での必要ポイントをみてみると、
ハワイ コオリナビーチクラブ(平日465ポイント 金土625ポイント)
タイ プーケット・ビーチクラブ(平日230ポイント 金土410ポイント)
インドネシア バリ・ヌサドゥア・ガーデンズ(平日230ポイント 金土400ポイント)
プーケットやバリは、比較的多くのポイントが必要な金土曜を最大4日間含んでも、平日を
{2610ポイント – (410ポイント × 4泊)} ÷ 230ポイント ≒ 5泊
と計9泊しないと消化できません。
現役世代が9泊(10日間)も休みをとれるのは新婚旅行のときくらいで、かなりむずかしい。
その点ハワイのコオリナ・ビーチクラブは、
{2610ポイント – (625ポイント × 2泊)} ÷ 465ポイント ≒ 3泊
で、計5泊(7日間)すれば消化できます。
5泊7日ならば、祝日とつなげての連休を使えば有休を1日か2日とるだけなんで、なんとかなりそうです。
今年もやっぱりハワイ
ということで、今年も9月にハワイへ行くことにしました。
今年も9月にアロハフェスティバルはあるはずですが、7日以上の休みはとりにくいので、今回はオール・コオリナ・ステイ。
オーシャンビューの1ベッドルームを木曜日から月曜日までの5泊。
金曜と土曜を各625ポイントで、残りの3泊を465ポイントで泊って、計2645ポイント。
それを入会時のポーナスポイント2500ポイントにと昨年(2018)から今年(2019)に繰り越したポイント850ポイントからプーケットで使う740ポイントを差し引いた残りの110ポイントを加えた2610ポイントに、今年分のポイントから35ポイント前借りして消化。
で、今年分の前借り35ポイントを引いた残り2465ポイントはさすがに使う予定がないので、6月中には来年に繰り越しの手続き。
さぁ、来年はどこへ行こう!
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