今年も海外旅行に行けなかったときのポイントの取り扱いについて
- 2021.03.09
- MVCを使いこなす基本
- 旅行, マリオット, バケーションクラブ, ディスティネーションポイント, 新型コロナ, ボンヴォイ, 新型コロナ
新型コロナ感染防止のためのワクチン接種が世界各国で始まっています。
収束して、また以前のように海外へ旅行ができるようになればうれしいのですが、現状、マリオット・バケーション・クラブ・リゾートは海外にしかないため、年内に海外旅行の制限が解除されなかった場合の対処も考えておく必要があります。
クラブポイントの対処方法は以下のとおりです。
①来年に繰り越す
②Explorer Collectionの日本国内のホテルで使用
③Bonvoyポイントに交換
④Interval International社のポイントと交換
①、③、④はweb上での手続きが可能ですが、②は
来年に繰り越す
クラブポイントを来年(翌利用年度)に繰り越すことができます。
メンバーレベルの繰越期限は、現在の利用年度最終日から数えて6か月前までです。
利用年度は毎年のクラブポイントが加算日から開始します。
加算日はマリオット・バケーション・クラブとの契約が締結された翌月の1日です。
例えば、8月10日にクラブポイントを購入し、9月20日に契約手続きが完了した場合、利用年度は毎年10月1日から翌年の9月30日までとなります。
繰越し期限はその6か月前なので、毎年3月31日が繰越期限です。
この期限を超えると繰越しができなくなるので、利用年度内に使い切ら図に残ったポイントは失効してしまいますので十分に注意しましょう。
前利用年度から繰り越したポイントの再繰越はできません
繰り越したポイントの再度の繰越し、前借りおよび他のメンバーへの譲渡はできません。
前利用年度から今年度に繰り越した分について、次の利用年度へ再度の繰り越しはできません。
昨年はコロナ禍のため、特例の対応がありましたが、現在は通常に戻っており、今年度中に使い切らないと失効してしまいます。
おすすめは、Explorer Collectionに登録されているの日本国内のマリオット系列のホテルで使用する方法です。
Explorer Collectionの日本国内のホテルで使用
現在、Explorer Collectionの日本国内のホテルは以下の8件です。
日本のカレンダーに左右されないのが特徴のマリオット・バケーション・クラブですが、日本国内のホテルは連休や休前日でポイント数が変わる場合があります。
北海道
The Kiroro, a Tribute Portfolio Hotel(キロロ・トリビュート・ポートフォリオ・ホテル)
Fairfield by Marriott Sapporo(フェアフィールド・バイ・マリオット札幌)
東京都
Tokyo Marriott Hotel(東京マリオットホテル)
長野県
Karuizawa Marriott Hotel(軽井沢マリオットホテル)
Courtyard Hakuba(コートヤード白馬)
大阪府
Courtyard Shin-Osaka Station(コートヤード新大阪ステーション)
Fairfield by Marriott Osaka Namba(フェアフィールド・バイ・マリオット大阪・難波)
沖縄県
Okinawa Marriott Resort & Spa(沖縄マリオット・リゾート&スパ)
Bonvoyポイントに交換
Bonvoyポイントとは?
Bonvoyポイントは、マリオット系列のホテルに宿泊できたり、ホテル内のレストランでの食事やショッピングにポイントを利用できます。
日本国内も、上のExplorer Collectionの対象ホテルに加えて、多くのマリオット系列のホテルを利用できます。
1クラブポイントを40Bonvoyポイントに交換することができ、例えば、年間2000クラブポイントで契約されているメンバーレベルのオーナーの方はすべてをBonvoyポイントに交換すると80000Bonvoyポイントとなります。
交換手続きについて
交換手続きについては、日本国内でマリオット・バケーション・クラブ・アジアパシフィックと契約されたオーナーとハワイなどマリオット・バケーション・クラブ・インターナショナルで契約されたオーナーでは異なりますので注意が必要です。
マリオット・バケーション・クラブ・アジアパシフィックと契約されたオーナー
利用年度の25カ月前からクラブ ポイント失効日の30日前まで交換手続きができます。
(例えば、2020年5月1日 に利用年度開始の場合(ポイント失効日は2021年4月30日)、マリオット リワードポイントへの交換手続きは、25ヶ月前の2018年4月から失効日の30日前の2021年3月31日までとなります。
交換に必要な最小クラブポイント数は100クラブポイントで、その後5クラブポイント単位で交換できます。
メンバーレベルのオーナーは、毎年付与されるクラブポイントの100%を交換できますが、隔年でのみ可能で、今年に交換手続きを行った場合は来年はできません。
Bonvoyポイントに交換できます。
手続き後48時間以内にBonvoy口座に付与されます。
マリオット・バケーション・クラブ・インターナショナルと契約されたオーナー
交換手続きは、利用年度終了の9か月前までに行う必要があります。
たとえば、使用年が2017年5月1日に始まる場合、2017年7月31日までにマリオットボンボイポイントと交換する必要があります。
交換に必要な最小クラブポイント数は250クラブポイントで、その後5クラブポイント単位で交換できます。
メンバーレベルのオーナーは、毎年付与されるクラブポイントの50%まででが、毎年Bonvoyポイントに交換可能です。。
手続き後48時間以内にBonvoy口座に付与されます。
Bonvoy ポイントでホテルに泊まる必要ポイント
Bonvoyポイントで宿泊できるホテルはホテルカテゴリーという格付けがなされており、各カテゴリーで必要ポイントが決まっています。
*表内のポイントは1泊・1部屋の必要数です。
ホテルカテゴリー | オフピーク(閑散期) | スタンダード(通常期) | ピーク期(繁忙期) |
1 | 5,000 | 7,500 | 10,000 |
2 | 10,000 | 12,500 | 15,000 |
3 | 15,000 | 17,500 | 20,000 |
4 | 20,000 | 25,000 | 30,000 |
5 | 30,000 | 35,000 | 40,000 |
6 | 40,000 | 50,000 | 60,000 |
7 | 50,000 | 60,000 | 70,000 |
8 | 70,000 | 80,000 | 90,000 |
当然にカテゴリー上位のホテルは多くのBonvoyポイントを必要とします。
リッツ・カールトンなどの高級ホテルはカテゴリー8、ハワイのマリオット・コオリナ・ビーチ・クラブやタイのマリオット・プーケット・ビーチ・クラブはカテゴリー6に属しています。
nterval International社のポイントと交換
提携会社のインターバル・インターナショナル社を通してクラブポイントを交換する と、インターバル・インターナショナル社が提携する世界中の様々なリゾートに7泊単位で宿泊することが可能です。これをインターバル・インターナショナル・エクス チェンジ・プログラムといいます。
こちきもマリオット・バケーション・クラブ・アジアパシフィックと契約されたオーナーとハワイなどマリオット・バケーション・クラブ・インターナショナルで契約されたオーナーで交換手続きの取り扱いが異なります。
インターバル・インターナショナル・エクスチェンジ・プログラムのご利用には、別途 インターバル・インターナショナル社のメンバーシップに加入する必要があり ます。
マリオット・バケーション・クラブ・アジアパシフィックのオーナーさんは初回2年間のインターバル・インターナショナル社のメンバーシップ費用は無料ですが、それ以降は費用が発生しますが、マリオット・バケーション・クラブ・インターナショナルは期限なくメンバーシップ費用は無料です。
海外へ行けるならマリオット・バケーション・クラブのリゾートを利用しますし、7泊単位は使い勝手が悪いので、よほどのことがない限りインターバル・インターナショナル社は利用することはないかと思います。
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