ワイキキの庶民のシェラトン、2年後の再開発の取り壊しが認可!

ホノルル市が2010年、プリンセス・カイウラニのアイナハウ・タワーを再開発を許可し、そこにホテル、コンドミニアム、コンドミニアムを組み合わせた新しいタワーを追加することを認めてから約10年、ついにワイキキ近隣委員会(The Waikiki Neighborhood Board)の承認を得て本格的にこの計画が進むことになったと、Staradvertiser新聞が伝えました。
1950年代に建設されたシェラトン・プリンセス・カイウラニ・ホテルと駐車場などの周辺設備はすべて取り壊され、さらに敷地も拡張されて、約1,009室の客室を備えた新しい33階建てのタワーホテルが建設されることになります。
6階建ての商業棟の併設も計画されていて、レクリエーションデッキにはインフィニティエッジプール、流れるプール、ジム、プールバーを備え、コートヤードに池がある庭園、プリンセスカイウラニが愛したアイナハウ跡地に敬意を払うための歴史的な図書館もつくられるとのこと。
695台収容できる駐車場とバスの停車場も設けられます。
予定では2022年半ばに建物の解体作業が開始され、2025年に完成予定とのこと。

ワイキキのシェラトン系列ホテルのうち、便利な立地とリーズナブルでお気に入りの今のシェラトン・プリンセス・カイウラニ・ホテルがなくなるまであと2年ちょっと。

結構老朽化が進んでたから仕方ないというものの、カラカウア通を挟んだ向かいにあるモアナ・サーフライダーの建物と相まって、ハワイ独特のレトロな雰囲気を醸し出していただけにちょっと残念。
数年前に再開発されたインターナショナル・マーケット・プレイスが不評で、早くもテコ入れのリニューアルが計画されているといいますがm二の舞にならないことを祈るばかりです。