デスティネーション・クラブポイントの使い方の基本
- 2018.12.01
- MVCを使いこなす基本
- ハワイ, コオリナ, マリオット, バケーションクラブ, リゾート, プーケット, ディスティネーションポイント
*以下、2018年時点での内容です。
マリオット・バケーション・クラブのオーナーに対して付与されるのがマリオット・デスティネーション・クラブのポイント。
有効期限までに使用できないポイントを翌年に繰り越したり、利用したいプランへの不足分を翌年分から前借りしたりできます。
それぞれに手続きの期限や、ポイントの利用期間等の条件があります。
そこを覚えていないと、期限切れでポイントを捨てることになりかねません。
改めて、ポイントを確認しておきましょう。
デスティネーション・クラブポイントの付与
毎年のクラブポイントは、最初に契約したポイント数が、契約を締結した翌月の1日に付与、加算されます。
「契約を締結した日」は、バケーションクラブの権利の購入を決めて、大量の書類にサインした日ではありません。
「契約の手続きが完了した」とメールにて知らせてきた日のことです。
確か、サインしてから3カ月くらいかかったように思います。
ポイントの利用可能年度は通常、そのクラブポイントの加算日から始まります。
例えば、8月10日にバケーションクラブの権利購入を決められ、9月20日に契約手続きが完了した場合、利用年度は毎年10月1日から翌年の9月30日までとなります。
この場合、9月30日までに使う予定のないポイントは、9月30日までの繰越し手続きではありません。
オーナーステータスによっても異なりますが、毎年の付与ポイントが7000ポイント未満のオーナーは、半年前には繰越しか使うかの判断をして手続きをする必要があります。
繰越しができなかったポイントは、その利用年度内に使ってしまうか、マリオット・リワードポイントに交換しておくことができます。
ただし、リワードポイントへの交換は、1回につきUS$139の手数料が必要で、日本円で約1万5000円!
ポイントを流してしまうのも、リワードポイントに交換するのも高くつきますので、きちんと管理しましょう!
また、クラブポイントの前借りは、利用年度の初日から数えて25ヶ月前まで可能です。
デスティネーション・クラブポイントの繰越し
デスティネーション・クラブポイントを翌年度に繰越すことができますが、一度繰越したポイントは、定められた期間内に利用する必要があり、一度手続きした後のキャンセルや再度の繰越し、他のオーナーへの譲渡などはできません。
オーナーステータスにより、申込期日、利用期限が異なります。
毎年の契約ポイントが7000ポイント未満のオーナーは、利用年度が終了する半年前までに手続きが必要です。
また、繰り越したポイントは、繰り越した年度内に使わないと、今度は繰越しはできませんので注意が必要です。
Owner(オーナー)[4,000ポイント未満]
繰越し手続き申込期日 : 6ヶ月前
繰越したクラブポイントの利用期限 :本年の権利発生年度内
Select(セレクト)[4,000ポイント以上7,000ポイント未満]
繰越し手続き申込期日 : 6ヶ月前
繰越したクラブポイントの利用期限 :本年の権利発生年度内
Executive(エグゼクティブ)[7,000ポイント以上10,000ポイント未満]
繰越し手続き申込期日 : 4ヶ月前
繰越したクラブポイントの利用期限 :本年の権利発生年度内
Presidential(プレジデンシャル)[10,000ポイント以上15,000ポイント未満]
繰越し手続き申込期日 : 4ヶ月前
繰越したクラブポイントの利用期限 :権利発生年から1.5年以内
Chairman’s Club(チェマンズ・クラブ)[15,000ポイント以上]
繰越し手続き申込期日 : 4ヶ月前
繰越したクラブポイントの利用期限 :権利発生年から2年以内
デスティネーション・クラブポイントの前借り
翌利用年度分のクラブポイントの一部またはすべてを利用年度初日から起算して25ヶ月前から前借が可能です。
これは希望のチェックイン日から起算して12ヶ月前から前借りでき、その13ヶ月前から予約が可能だからです。
例えば、利用年度初日が2020年5月1日開始のポイントを、2019年度に使用するために2018年4月1日から前借りして予約することができます。
前借りしたポイントを使った予約をキャンセルすると、前借したクラブポイントは、もともとの有効期限に戻ります。
デスティネーション・クラブポイント使用権の譲渡
クラブポイントの使用権を他のマリオット・バケーション・クラブ、アジア・パシフィックのメンバーもしくはマリオット・バケーション
・クラブ・デスティネーション・エクスチェンジ・プログラムのメンバーに譲渡することは可能です。
ただし、繰越しまたは前借りしたクラブポイントの譲渡はできません。
譲渡したクラブポイントの有効期限は、譲渡したメンバーのポイント有効期限に従います。
譲渡したクラブポイントは繰越し、前借り、さらなる譲渡及びマリオットリワードポイントへの交換はできません。
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