意外と困る、プーケットのお土産

旅に出ようとすると、特にハワイやバリ、プーケットなどの海外だと1週間ほどの休みをとらねばなりません。
その間、自分の仕事になにかあったら対応をお願いする同僚たちへバラマキ土産を買ってくるのですが、ハワイのように、マカダミアンナッツ・チョコレートとかクッキーがあればみんな喜ぶしよいのですが、プーケットやバリはこれといったお土産がない分、土産探しに苦労します。

バラマキ土産はパイナップル・クッキー

バラマキ土産の定番はお菓子。
ですが、プーケットにはこれといった定番のお菓子がありません。
スーパーのお菓子売り場をのぞいて、よさげなものがあったと思ったら日本製だったりします。

なにかいいものはないかと探していたら、プーケットの有名な観光スポットであるシャロン寺院から10分ほどのところの「ゴチャパン(Gochapan)」というアロマ雑貨のお店に立ち寄った際にみつけたのが、「パイナップル・クッキー」。
プーケットは、パイナップルが美味しいことで有名で、それを使ったクッキーならプーケットのお土産として使えます。また、こちらのお店のパイナップル・クッキーは、ひとつずつ包装してありますので、バラマキ土産としても最適です。

こちらのお店は、日本人の女性がオーナーで、象のモチーフのハンドメイド雑貨、石鹸などのハーブ商品、アロマ&スパ製品などお土産になるものをいろいろ揃えておられます。
人気商品には日本語のPOPも添えられ、webサイトでの通販は日本からのオーダーもOKです。

ゴチャパン(Gochapan Phuket)
38/2 Moo3 Amphoe Muang Phuket, Phuket, Thailand

38/2 Moo3 Amphoe Muang Phuket, Phuket, Thailand

恋人や奥さんなどの女性へのお土産

ひとりだけ遊んできたという無言の圧力から解放してもらう最大の武器はやはりお土産。
バラマキではなく、ちょっとゴージャスに。

世界15カ国・地域で店舗やスパを展開するタイの高級自然派化粧品会社「ハーン(HARNN)」。
プーケットでは、パトンビーチの中心にあるジャンクセイロンにショップがあります。
かつては日本のあちこちの百貨店などに出店していましたが、今は日本から撤退していますので、逆にお土産にぴったりなものとなりました。
今でこそ日本国内のあちこちで買えるようになったロクシタン(L’OCCITANE)のハンドクリームが、かつて海外土産で大人気だったので、Harnnのハンドクリームをお土産に検討。

ハーンのハンドクリームの香りはシンポボゴン(レモングラス)、ジャスミン、オリエンタル・ハーブ、オリエンタル・ローズ、トロピカル・ウッドの5種類。
店員さんにおすすめを訊くとオリエンタル・ローズだというので、香りを確認すると、タイのお土産感が乏しすぎ。
で、レモングラスを確認すると、これはこれで、タイが主張しすぎ。

結局、丁寧に手摘みしたジャスミンの花のつぼみから48時間かけて抽出した効能豊かなナチュラルエッセンシャルオイルを贅沢に使ったというジャスミンのハンドクリームに決定。
これがなかなかお土産として買いにくい商品構成。

ハンドクリームだけだと1本50gの大きいサイズのみでTHB790(約2800円)。
ハーフサイズの25gだと、シンポボゴン(レモングラス)、ジャスミン、オリエンタル・ローズの3本セットのみで、THB1400(約5000円)。これは香りもこの3種類のみで選べません。

で、私が購入するお土産はワイフ用だけなので、ソープとハーフサイズのハンドクリームがセット(THB670(約2500円))をチョイス。
確かによい香りなんですが、ソープが単品でTHB190(約700円)なので、ハーフサイズのハンドソープのみで1800円とかなりの高級品。

複数の人へのお土産なら、ハーフサイズ3本セットをバラして配るとよいでしょう。

ロクシタンのハンドクリームが一世を風靡したのは、サイズが少々小さいながらも求めやすい価格がお土産にぴったりだったこと。
やはり量を減らしてでも同じくらいの価格設定にしないと苦しいですよね。