プーケット・マイカオビーチの新たな観光名所…写真撮影は注意!

photo:Bangkok Post 8 May 2019

マリオット・プーケット・ビーチクラブのあるマイカオ・ビーチは、プーケット国際空港に隣接しているのですが、現在、海を横切ってプーケット国際空港に向かう航空機は、一般的に09滑走路に着陸するため、マイカオビーチの真上を通過します。
その超低空飛行する航空機の光景は、飛行機と共に自撮しようとする多くの観光客にとって必見の人気スポットとなっています。


photo:着陸直前の航空機からの風景。眼下に見えるビーチがマイカオ・ビーチ。

しかしながら、タイの英字新聞「バンコック・ポスト」の2019年5月8日付の記事によると、自撮り目的でプーケット国際空港の滑走路付近まで近づく観光客対策及び飛行機の航空安全を維持するため、滑走路近くに新たに安全地帯を設け、写真撮影のための立ち入りを禁止するエリアにしたと伝えています。

空港は観光収入を増やすことを望んでいるようですが、タイ当局は、飛行機を背景に写真撮影する行為が危険なことから、「観光と安全が共存しなければならない」と国際民間航空機関が要求する厳格な安全基準を適用すると主張しています。

また、空港から9キロ圏内に住むビジネスマンや観光客に、ドローンの飛行や飛行機に向けたフラッシュ撮影をしないよう警告しています。
その警告は、それらの行為がパイロットに妨害を引き起こしたという報告に基づいており、違反者は、航空運送法に基づく処罰の対象となって、最高刑は死刑とのことです。

ご注意あれ!