バンコク・スワンナプーム国際空港でのトランジットを攻略する
プーケットには日本からの直行便が飛んでいません。そのために、バンコク・スワンナプーム国際空港、シンガポーツ・チャンギ国際空港、マレーシア・クアラルンプール国際空港などを経由して向かうことになります。
プーケットへの移動について調べてみると、バンコクで乗り継いだ場合の一番のポイントはバンコク・スワンナプーム国際空港でのトランジット。
なにやらえらくややこしそうです。
関空でチェックインしてからプーケットの地に降り立つまでのチェックポイントを整理しておきましょう。
関西国際空港
バンコクエアウェイズ、タイ国際航空とも、同一航空券、別冊航空券にかかわらず、バンコクにて24時間以内の乗り継ぎの場合のみ、最終目的地であるプーケットまで手荷物を預かってもらえます。
ただし、別冊航空券でバンコク・エアウェイズへ乗り継ぎの場合は、乗り継ぎ時間が2時間以上の場合に限られますので注意が必要です。
バンコク・スワンナプーム国際空港
スワンナプーム国際空港は、ターミナルは1つで国内線・国際線共用となっています。
コンコースはA~Gの7つに分かれており、AとBは国内線、CからGまでが国際線となっています。
乗り継ぎ手続きおよび入国手続き
バンコク到着後、乗り継ぎカウンターでの乗り継ぎ手続きとパスポート・コントロールでの入国審査を行う必要があります。
「Transfer to Chiangmai, Chiangrai, Phuket, Krabi, Samui」という表記の行先表示板に従って、コンコースDの先にある国内線乗り継ぎカウンター、乗り継ぎ専用入国審査場に進みます。
さすがアジアで1,2を争う巨大ハブ空港だけあって、とても広い。到着ゲートから乗り継ぎカウンターまで、ムービング・ウォークを延々進むしかありません。
到着便によっては、直接ターミナルとボーディング・ブリッジとつながらずに、バスで移動なんてケースもあるようで、同じ便で着いた乗客の多くはこの空港から入国してバンコクに向かう人たちなので、コンコースDの中央あたりの入国審査から空港の外に出てしまいますので、最後までついていったらかなりややこしいことになってしまいます。
ともかくも、「Transfer to Chiangmai, Chiangrai, Phuket, Krabi, Samui」のサインを見つけだすこと、そこにつきます。
行先表示板のの文字の色には3色あります。
青色:この空港から出てバンコクから入国する人用
黄色:国際線に乗り継ぐ人
白色:国内線に乗り継ぐ人
つまり、この白色の文字の「Transfer to Chiangmai, Chiangrai, Phuket, Krabi, Samui」という表記の行先表示板を探して進むと、必ず国内線乗り継ぎカウンターに行きつきます。
乗り継ぎ手続き
入国審査場の手前の小さなカウンターがタイ国際航空とバンコクエアウェイズの国内線乗り継ぎカウンターで、そこでバンコクまでの搭乗券とプーケットまでの搭乗券を見せると、「International baggage claim」と書かれたシールをもらえます。
出発地で預けた荷物を最終目的地まで預かってもらう場合、フライトは国内線だけど荷物の受け取り場所は国際線扱いということになり、バッゲージ・クレーム・エリアも国際線のターンテーブルを使うことになります。
最終目的地の空港で、空港職員がこのシールをつけている人を国際線のバッゲージ・クレーム・エリアに誘導してくれますので、しっかりとそれを胸に貼っておきましょう。
入国審査
乗り継ぎカウンターで手続き後、その先のパスポート・コントロール(Passport Control)という国内線乗り継ぎ用入国審査のエリアに進みます。
バンコクにて同日の乗り継ぎの場合のみ、こちらで入国審査を受けます。
入国審査官より日本―バンコク間の搭乗券の半券を求められる場合もありますので、紛失しないよう注意が必要です。
パスポートに入国スタンプを受けた後、国内線の出発ゲートのコンコースA、またはBの出発ゲートに進みます。
ちなみに、税関検査は、最終目的地で行います。
プーケット国際空港
数年前までは国際線・国内線を1つのターミナルでまかなっていたましたが、利用客の増加のため、2016年に新ターミナルがオープンさせ、新ターミナルを国際線ターミナル、旧ターミナルを国内線ターミナルとして運用しています。
ツアー客については空港送迎はツアー会社がフォローしますが、バケーション・クラブのオーナーの宿泊客ように、航空券も個人手配でやってくる旅行客は、空港送迎についても自己責任で手配する必要があります。
日本から国際線をバンコクで国内線に乗り継いでプーケットに到着する場合、タイへの入国審査をバンコク乗り換え時に行った上で国内線に乗ってやってくるため、国内線ターミナルに到着すると勘違いしがちです。
この場合は海外から直行でプーケットに到着する便と同様に、海外からプーケットまでスルーの受託荷物の受け取り、税関を通過するため国際線ターミナル利用となります。
到着が国際線ターミナルか国内線ターミナルかを正しく伝えないと、運転手さんと遭遇できないということにもなりかねません。
なにせちゃんと伝えてても、なかなか遭遇するのが難しいようですし、予定時間を60分を超えると自動的にキャンセルになるケースもあるそうです。
事前に空港送迎を申し込んで行かれる方は、電話でもよいので日本語で話せる業者を選ぶことも重要そうです。
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